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痛くない治療のために
「いつ針を刺されたか気がつかなかった」
そう思っていただけるよう、「痛くない麻酔」を心がけています。
歯科治療において麻酔は大変重要です。しかし、何よりこの注射を刺す痛み自体に恐怖心を抱いている患者さんは多いのではないでしょうか?
当院では、麻酔注射のチクッとした痛みを感じさせないために、具体的に以下の心がけを行なっています。
①完全予約制にして、その人の施術に集中できる時間をつくる。
②全身状態(血圧・脈拍・酸素飽和濃度など)を計測し、全身状態や緊張度を把握する。その人に応じた麻酔薬・方法を選択する。
③表面麻酔の塗り薬を歯ぐきに塗って、2分程度待つ。
④麻酔薬は事前に体温に近い37℃程度に温めておく。
⑤裸眼ではなく、必ず高倍率の拡大鏡で針を刺入する部位を確認する。(痛みを感じにくい歯肉と頬・唇との境目辺りを静かに刺入するとあまり痛くない)
⑥とにかくゆっくり、超スローモーションで麻酔薬を歯肉に注入する。
口というのは人体の玄関であり、歯や歯肉の神経は異物を感知する敏感なセンサーです。チクッとする痛みは異物を感知したという反応なわけですが、歯科医師の心がけ次第では、ほとんど痛み無くすべての治療を終えることも可能だと思います。
実際、「全然痛くなかったよ」「いつ針を刺したのか気づかなかった」という感想を頂くこともしばしばあります。もちろんこれに関しては個人差があり、100%すべての人に当てはまるわけではありませんが、麻酔を急いでやるほど痛みがあるのは事実です。
完全予約制とし、急がずあせらず、安心して歯科治療を受けてもらえるように、当院では、やさしい麻酔を大切に考えています。
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