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精密な治療ために1日の患者数を制限し、高倍率の拡大鏡を使用して診察します

そもそも日本の歯科医は患者を多く診すぎている傾向にあります。正確な施術を心がける上で時間が必要です。

欧米では10人以下、日本では20人。

歯科医院が1日に診る平均患者数です。

さすが器用な日本人!と思いたいところですが、現実は違います。日本の歯科治療において、治療した歯が、その後に再治療に至った確率は70%と非常に高く、海外に比べて成績が悪いのは、歯科医院での治療の精度によるものが大きいと言われています。

 

現在、日本では歯科医師数が過剰の状態にあり、私たちにとっては厳しい時代ですが、かつて歯科医師が不足していた時代には1人の歯科医が1日50人以上診察することも普通にありました。現在の保険制度は30年前に作られたもので、患者1人の治療につき歯科医院が受け取る報酬は海外に比べると格安ですが、患者をたくさん診ることで採算がとれるようにできています。残念なことに患者数を増やしたいという風潮はいまだに根強く、保険制度自体が変わらないと国民の歯の健康は保てないのかもしれません。

正確な施術のために高倍率の拡大鏡を必ず使用します。

日本の実情とは別に、かなり少人数ではありますが、欧米に留学後、欧米のスタイルで開業されている先生も中にはいらっしゃいます。

こういった先生方はマイクロスコープという実体顕微鏡を使用して治療するため、1日の患者数を5名以下に抑えないと精密な治療はできないのだそうです。保険診療は行っておらず、すべて高額な自費負担となりますが、もし私が患者の立場になって治療を受けるなら、高額な治療費を払ってでも丁寧な仕事をしてもらいたいと思えます。

 

歯の治療はとても細かいものです。

私たちは40cmほど上方から患者さんの口腔内を診察しますが、これはちょうど膝枕で耳掃除をしてあげるくらいの距離感です。皆さんが誰か他の人の耳掃除をしてあげるとして、直径7mmほどの耳の穴の中に、幅3mmほどの耳かきを入れるだけでもそれなりの集中力を要すると思います。

しかし、歯科治療における対象物は耳の穴よりはるかに小さく、たとえば根の治療をする時は、暗く狭い口腔の中を、デンタルミラー(歯科用の小さな鏡)を見ながら、直径0.3mmの根管孔(歯の神経の入り口)を探します。そして、0.1mmの針のような器具を挿入して根の中の感染源を除去するという流れです。

 

歯科治療がどれほど細かいかを理解していただけますでしょうか?

これを裸眼で行うのは至難の業です。

当院ではこの細かい作業をできる限り正確に行うために10倍の拡大鏡を導入しています。前述のマイクロスコープの最高倍率(約20倍)ほどの精密な観察はできませんが、見る角度に制限があるマイクロスコープに比較すると、頭に装着できる拡大鏡の方が自由な角度から観察できる点では汎用性があり、保険治療・自費治療に関わらず、乳幼児の診察からお年寄りの義歯の調整まで、ほぼすべての人の診察を10倍の拡大視野で行うようにしています。

また歯科医師だけでなく、歯科衛生士も必ず拡大鏡を使用して診察にあたります。

そのため、1時間にそれぞれ1人の患者さんに歯科医師・歯科衛生士が集中できるように、人数を制限した予約体制です。

 

完全予約制になって、不便に感じる方もいらっしゃると思います。

私にとっても数多くの患者さんを素早く診察する方が経営的には良いわけですから、苦渋の決断です。スピードや収入よりも安全で正確な治療を優先します。

もちろん救急の対応もいたしますので、どうかご理解いただきますよう宜しくお願いいたします。