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院内感染防止のためには、しっかり衛生管理する体制が必要です

歯科治療には非常に多くの器具を使います。
肝炎ウィルスなどの院内感染を防止するために、
滅菌や衛生に時間を割くことは医院の責務です。

   

皆さんは感染症の怖さについて、どれだけご存知でしょうか?

そして、病院に行ったことが原因で、全く身に覚えのない病気に感染してしまうこと、「院内感染」について気にかけたことはございますでしょうか?

歯科において一番問題になるのは血液を介した感染です。たとえば、肝臓病を引き起こす肝炎ウィルスの感染者は、日本国内で40人に1人という割合です。感染力は弱いですが、HIVウィルスも血液を介して感染します。

歯科治療はちょっとした歯石取りだけでも出血を伴います。そして、とにかくたくさんの器具を使います。写真は根管治療といって、深い虫歯で根の内部の治療が必要になった場合の、1回の治療に用いる器材です。私も数えてびっくりしましたが、細かいものも含めて80個あります。

歯医者は怖いと言われますが、一番こわいのは削られる痛みではなく、実はウィルスをばらまきかねない不衛生な管理体制なのかもしれません。実際、日本では旧式の滅菌器しか無くても保健所が制定した開業基準ならクリアできてしまいます。しかし、もし衛生先進国ドイツの基準に照らし合わせれば、日本の医院は7割以上が廃業することになると言われています。

当院は、移転開院するにあたり、衛生管理システムを改善させることを最も重視しました。かつては煮沸消毒すればOKなんていう時代もあったかもしれませんが、今ではそんなことをすればとんでもない話です。では逆に100点満点の衛生管理ができるかと言えば、それも無理な話です。器具はすべて使い捨てにし、診察室は外界と隔離した無菌室で、ガスマスクのような厳重なマスクと全身防護服をまとった歯科衛生士さんが歯のクリーニングをするということはまずありえません。滅菌レベルに合格点という基準など無いのです。

ただ一つ言えることは、滅菌や衛生に時間を割くことは医院の責務であるということです。そして患者さんへの愛情なのかな、と個人的には思っています。滅菌に人手と経費を費やしたところで、保険点数は全国一律ですから、経営的には赤字になるだけです。それでもできるかぎり滅菌を充実させるのは、患者さんに対しての気持ちに他なりません。スタッフ一同、院内感染対策について、常に勉強していきます。

当院ではハンドピースを個別に滅菌しています。

   

近年、新聞やテレビ等で歯科医院が手袋や機器を使いまわしているという報道が頻繁になされています。

 

読売新聞の報道で7割の歯科医院が使いまわしているという「ハンドピース(切削器具)」ですが、当院ではクラスB型オートクレーブという滅菌機を用い、患者ごとに滅菌しております。ハンドピースは構造が複雑であるためこの「クラスB型」もしくは「クラスS型」という機種でなければ完全な滅菌できません。

 

当院ではさらに、滅菌後に外界の空気に触れて汚染されないように、「滅菌パック」という保管パック(青い透明パック)に包んだ状態での滅菌を行なうようにしております。

※当院は滅菌管理の体制を整えた医療機関として、いわゆる「歯科外来診療環境体制加算(外来環)の施設基準を満たしている」医療機関としての認定を受けています。

また、新聞報道にて指摘されているのは切削に使用するハンドピースについての問題だけですが、実際にはこういった切削器具(ドリル)以外にも、患者さんの口腔内に触れる器具はたくさんあります。
 

当院では写真のような、歯石除去に使う「超音波ハンドピース」、歯面清掃に使う「PMTC用ハンドピース」、根管治療に使う「エンド用ハンドピース」もすべて各患者用に滅菌パックに入れた状態で滅菌しております。

 

さらに滅菌機での対応がむずかしい下の写真のような器具については、使用時に「スリーブ」というビニールパックで包むようにして患者さんの血液や唾液で汚染されないようにカバーしたり、患者さんごとにディスポーザブル(使い捨て)するように心がけております。

個室の診察室はプライバシーの問題だけでなく、​飛沫感染を防ぐ上でも重要です。
 

歯を削る際にでる飛沫は意外なほど飛びます。旧医院は3台の診察台が仕切り無く並ぶ空間でしたが、新医院は完全に個室化しました。また、口腔外サクションを導入し、飛沫感染対策を行います。

 

歯科医院の診察台(ユニット)の給水管は
非常に複雑な構造ゆえに管内に細菌がたまりやすい欠点があります。
安全な水でうがいしてもらうために、水質除菌装置を導入しました。
   

歯科で使われる診察台(ユニット)の給水管の汚染は、1960年代から報告され、問題視されてきましたが日本では法的な整備がなく、器具は滅菌できても給水系自体をコントロールすることは容易ではありませんでした。うがいする水や歯を削る際に出る水に管内にたまった細菌バイオフィルム(水垢)が溶け出す恐れがあります。

当院は新医院を建設するにあたり、はじめから給水管をきれいに保つために、水除菌装置を導入しました。詳しい説明は下記の「きれいなお水の歯医者さん」のホームページでご覧いただけます。当院も紹介されていますので、是非ご覧下さい。

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